ゆり子プロフィール
2008年に3人目の子供を授かり、フロレスタネットショップ店長をオーナーに代わる。
『店長ゆりこの日記』は『ゆりこの晴れ時々気まぐれ日記』として今も健在



       ふかふかの秋

 2010年11月19日(金)

皆々様、とうとう冬がやってきたようですね。
う~ん、でも日記のタイトルは秋!見渡す矢田山はすばらしい秋の風景!
なのに、とっても寒い!!
夜寝る時なんて、パジャマに着替えたら、はやくお布団に入ってしまわないと、 とっても寒いし、お布団の中と外の温度差は、まるで外で寝ているようで、。
そう、うちの家は日本家屋でかなり寒いんです。

それにしたって、秋は冬の中の春って感じですよね。
シックでスマートな春、ふかふかしてて、干草の色した枯れた草や、
黄色く染まったり、山吹色に染まったりしてる葉っぱ。
色鉛筆で濃く描いたような赤色をしてて、大きな斑点もある柿の葉なんか見ていると、 とってもいきいきとした吐息が聞こえてきそうです。

今日は、晴れ模様で、日向で居眠りしたくなります。

ところで、
10月の末から、2泊3日で子ども3名と共に、長崎へ行ってきました。
「旅」とまで行かなかったですが、少しだけ旅気分なのは、とっても久しぶりの事で、 かなり、リフレッシュしましたね~

長崎では、グランマザー(世界を救う13にんのおばあちゃん)の内の4名の方が来られて(http://motherspirit.org/grandmother/nagasaki.html)、そこへ集った皆さんと共に、長崎原爆投下の日へ祈りを捧げるセレモニーへ参加してきました。

着いた日に、原爆資料館にも行きました。
あまりの、悲惨さに、子ども達も言葉を失くしながら、見ていましたが、
「何で、こんな事をしたのか!・?」とショックを受けていました。
私も、まるで病気にでもなったようでした。

ですが、それと同時に、長崎と言う大和魂のまた底深くにある慈悲深い
身代わりの精神を、垣間見たような気もしました。
ながい戦時中に終止符を押したのが、広島、長崎の原爆です。

子ども達と、長崎の路面電車にも乗りました。
心地よい古めかしさと、まだ人との間が暖かで、笑顔でにっこり挨拶しながら、 長崎の広々とした町に子ども達も安心していました。
隣の人と右左に揺れながら、満員電車なのが、また嬉しくなりました。

この町は、この悲しみを使命として、きっと受け止めたに違いない。
そんな気がしました。

平和公園で、セレモニーは行われました。
原爆落下地点の空に向かって、ブランマザーのモナさんは祈りと礼拝を天高くに捧げていました。
「あ~良かった!きっと空も涙を流して喜んでくれている」

パラパラと振ってくる雨と、寒々と吹く風の中、みんな涙を流しながら、ながい祈りを続けました。
4人のグランマザーの方たちは、とても大きくて神聖なエネルギーと共にいました。

焼きただれて死んだ子を、横に抱っこした母子像のある公園で、
子ども達はお祈り中、ずっと元気に駆け回っていました。

いつか、この公園が、たくさんの子ども達の笑い声でいっぱいの、「お日様の公園」へと移り変わっていきますように!
きっとこの深い深い悲しみは、それは美しい花を咲かせるに違いない。・*
美しい長崎、どうもありがとう!
そして、このおぞまし悲惨に遭われた全ての方々に、鎮魂と平和の祈りを捧げます!

・世界が平和でありますように・
世界中の人と人とが家族のように暮らしていける、すばらしい星へとなりますように!

ps:そして、いつも家族のような温かさで接してくださったグランマザーとそのスタッフの方たちへ
この場をお借りして、「ありがとう*ございます」


ゆり子

 


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